ほのぼの系

「傘寿まり子」のあらすじと感想~80歳おばあちゃんの恋と冒険ストーリー!

この作品について

主人公はなんと80歳のおばあちゃん!
80歳のことを「傘寿」ということから、このタイトルが付いたのでしょう。しかし、この主人公はただの老人ではなく、行動力が半端ない、スーパーおばあちゃんなのです!
「終の棲家」を見つけるために旅に出たおばあちゃんの恋愛あり、冒険ありのヒューマンコミックです。
作者:おざわゆき

☆この作品は、こちらのサイトで読みました!

あらすじと感想

主人公の幸田まり子(80歳)はベテラン作家です。

40代の頃から雑誌「群星」で連載を書いています。ですが、今では本になる予定もない、短い連載一本だけになってしまいました。

バリバリの頃は、ぶ厚い束の原稿を編集さんに渡した後、次の仕事までお芝居や旅行に飛び回る元気があったのに・・・。最近では若い時の自分と比べ、流石に老いを感じることが多くなっています。

15年前に夫に先立たれた後、自宅は息子夫婦と孫夫婦さらにひ孫も加わった四世代での同居生活は、まり子にとって快適なものではなかったのです。

ある日、まり子は息子夫婦たちが自宅の建て替えの話をしているのを偶然聞いてしまいます。その計画には、まり子の部屋は設計されていなかったのです。

「ここは私の終の棲家ではなかったんだ・・・。」

まり子の無念さがひしひしと伝わって来ますね。
そんな中、昔の作家仲間のじゅん子の訃報が届きます。

葬式でじゅん子の元夫である八百坂と再会し、じゅん子が自分と同じ四世代同居だったことを知ります。さらに、じゅん子は同居していたにも関わらず、家族の誰にも気づかれないまま、死後3日後に発見されたと言うではありませんか!

じゅん子の悲惨な最期が、自分の未来を暗示していると考えたまり子は、ひとつの決心をします。夫の遺影と自分のわずかながらの荷物をまとめ、誰にも内緒で家出をすることにしたのでした。

まり子80歳、「終の棲家」を見つける旅が始まりました!

☆この作品は、こちらのサイトで読めますよ!

 

まず、主人公まり子が可愛いです!

80歳なりの老いを感じさせながら女性的な可愛らしさも同居する、ちょうどいい感じでキャラが出来上がっています。80歳の主人公と聞いて、最初はお達者系ほのぼのストーリーかと思いきや、結構アグレッシブという意外性が面白さのベースにあるんですね。

家が見つからずインターネットカフェに住み込んだり、昔の想いびとの男性と同棲したり、新たな恋をしてみたり・・・。

この漫画を読んで、初めて自分のおばあさんになった姿をリアルに想像してみました。
どんな服を着て、どんな家に住み、一体誰と暮らしているのでしょうか。
髪の毛は真っ白なのか、腰は曲がっていないといいなと考えると、自然と背筋を伸ばして漫画を読んでたりして(笑)

最近の80歳って結構元気で可愛らしい方が多く、私もそういう歳の取り方をしたいと思います。

果たしてまり子に、ハッピーエンドが待ち受けているのか、続きがとてもわくわくします!

☆この作品は、こちらのサイトで読めますよ!

この作品の5段階評価

絵の上手さ    ★★★
ストーリー展開  ★★★★★
盛り上がり度   ★★★★
ほのぼの度    ★★★★
総合おススメ度  ★★★★