サスペンス

「秘密-トップ・シークレット」のネタバレと感想~凄すぎる!サスペンスの名作!

この作品について

「メロディー」という少女マンガ系雑誌で連載されていたにも関わらず、内容は本格的なサスペンス系作品です。

この作品は近未来(2060年代)の物語という設定です。
この時代では、脳に残されている光景を、MRIによって映像化できるまで科学技術が発展しています。
その映像を分析し、犯罪捜査に役立てることを目的に設立された、「第九」と呼ばれる警察のある部署が舞台となっています。
少女マンガというよりも、本格的な「警察もの」の作品として手に取ってほしい作品です。

本作は2008年にはアニメ化、2014年には実写映画化されています。
実写版では、主役の薪(まき)を生田斗真さんが、部下の青木を岡田将生さんが演じ、「第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞」を受賞しています。
作者:清水玲子

あらすじと感想

「科学警察研究所・法医第九研究室」(略して「第九」)は、死んだ人の脳をMRIにかけることで、その脳が生前に見ていた光景を映像として再現し、事件解決のためにその映像の分析をするという特殊部署です。

そこの室長である薪剛(まきつよし)は、頭脳明晰・容姿端麗・30代にして警視正というバリバリのエリートですが、キツイ性格のため第九の部下への暴言・横暴は日常茶飯事です。
最近では、パワハラが問題視されるようになって来ていますが、何と、約40年後には再び昭和時代に逆戻りしているようですね!(笑)

それはともかく、そんなパワハラ薪の新しい部下としてやってきたのが24歳の青木です。

青木は仕事を通じて薪を尊敬・心酔していきます。
薪は以前、第九で残虐な大量殺人事件の犯人の脳の映像を見ていますが、そのことが原因でチームのメンバーは精神を病み、親友だった鈴木は自殺に追い込まれています

現在でも薪は誰かに命を狙われているらしいのですが、誰もその真実を知りません。
青木はある時、解剖医の雪子という女性と知り合いますが、彼女は自殺した鈴木の元婚約者だったのです。

薪も雪子も、青木のことを「鈴木に似ている」と言い、青木を通して鈴木のことを思い出しているようです。
残虐な事件を解決していくのと並行して、薪・青木・雪子の3人の思い・関係は、複雑に絡まっていきますが…。

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「第九」が特殊なケース(大量殺人やら未解決事件)を扱う部署なので、関係者の見ている映像も少々グロいものがあります。
と言ってもスプラッター系の作品ほどではありませんが、残虐事件の場面もでてくるので、そっち系が苦手な人にはオススメできません。

また、主要キャラクターの身近な人物も殺されたり、結構ドキドキハラハラの展開になっていきます。

時代設定が2060年代、脳のMRIで記憶を見るという技術はありますが、その他は現代と特に変わりません(車が宙を浮いて走ったりということもありません)。
なので、SFものが苦手という人でもあまり抵抗はないと思います。

清水玲子先生の絵の耽美さが、事件の陰鬱さや凄惨さを際立たせていて、被害者や加害者たちの絶望感がグッと伝わってきます
事件が解決してスッキリ、という展開ではなく、加害者側の背景などが分かることで、よりモヤモヤとやりきれない気持ちになる部分はありますが。

とにかく画力、展開の構成力、そして表現力、どれをとっても凄いのひとことに尽きます!
MRIで清水玲子先生の頭の中を映像化して欲しいくらいです。(笑)

甘ったるいラブストーリーに飽き足りた人や、本格的なサスペンス・ミステリーなどが好きな人には是非読んで欲しい、kanakoイチ推しの名作です

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この作品の5段階評価

絵の上手さ    ★★★★
ストーリー展開  ★★★★
盛り上がり度   ★★★★★
ドキハラ感    ★★★★
総合おススメ度  ★★★★★

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