社会問題

「セカンド・マザー~特別養子縁組という選択~」を無料で読む方法!作品のネタバレと感想

この作品について

この漫画は、結婚10年目にしてなかなか子供ができず諦めていた夫婦が里親として子供を迎えることを決意し、様々な困難に立ち向かっていくお話です。

不妊治療がなかなかうまくいかずに苦しむ夫婦が直面する困難や、その解決策の一つとして注目されている里親制度の問題点に踏み込んだ社会派の作品となっています。

作者は、あしだかおる先生。
漫画雑誌「ストーリーな女たち」に掲載されました。

あらすじと感想

主人公の律子は、44歳にして料理教室の講師を行っています。
夫の陽介はエンジニアをしていて、二人は結婚して10年経つ夫婦です。

律子は結婚してからなかなか子供ができず、とても悩んでいました。

不妊治療を8年間続けたある日、自身の体に異変があることに気づきます。

下腹部のわずかな痛みと、基礎体温も高温期が続いていたため、律子は今度こそ自分のおなかの中に子供を授かったのではないかと考えます。

この時律子の不妊治療は冷凍保存をしていた最後の卵子を使って、体外受精を試みたものだったのです。

年齢的にも体力的にもこれが最後のチャンスだと思っていた律子と陽介は、ついに自分たちが親になれる時が来たのかもしれない…!と喜んでいたのですが…

検査の日当日。妊娠していなかったことが発覚した律子。

冷凍保存していた卵子も使い切ってしまったため、今後の不妊治療をどうしていくかと医師に問われます。

そこで律子は医師に対し、今後不妊治療を続けて希望はあるのか、無理ならはっきり言ってほしいと覚悟を決めて聞きます。
そこで律子は自分の体ではもう妊娠できる希望がないという、厳しい事実を突きつけられました。

「子供が欲しい!!私はただ母親になりたいだけなのに…」

夫にも両親にも罪悪感で押しつぶされそうな律子でしたが、あることをきっかけに特別養子縁組という里親制度を知ります。

これなら子供が持てる!と、希望を持ってすぐに里親制度に登録した律子でしたが、そう簡単な話ではなかったのです。

里親制度には、親族でない児童の養育を行う「養育里親」と、養子縁組を前提とする「特別養子縁組里親」の2つがあり、律子たちは実子として育てることを希望していたため、特別養子縁組里親を選びました。

しかし、里親になれるには、登録から約2年という長い時間がかかり、委託率はたったの14%という低さだったのです。

そこで律子と陽介が取った行動とは!?

私はこの作品を、こちらのコミックサイトで「無料試し読み」しました!
※ 検索窓で「セカンド・マザー~特別養子縁組という選択~」と検索すれば、すぐに読めますよ♪

この漫画は、血のつながりはなくとも親子という関係は変わらない、そんなことを大きく訴えてくるような漫画でした。

血のつながった親だったとしても、虐待や育児放棄などをする親も多く、実際施設にいる子供たちはみな血のつながった親に捨てられてしまった子たちなのです。

逆に血がつながっていなくとも、今回の話のように親になりたいと思い里親制度を利用して血のつながらない子供を自分たちの子供として受け入れ、たくさんの愛情を注いでくれる夫婦もたくさんいるのです。

やはり、大切のなのは血のつながりだけではないということが分かりますね。

産んでくれる親ももちろん大切ですが律子たちのように育てる側の親の存在こそが、子供にとって1番大切なのではないかと思いました。 

この作品の中で一番印象に残っているのは、相談員が律子に言ったセリフです。

「里親は、子供の出来ない夫婦を救うためのものではない!」

里親制度は、『親を必要とする子供のための制度』なんですね。
自分のために子供が欲しい、と思う律子の葛藤は痛いほど伝わってきます 

話のテーマが少し重たいため、読んだ後少し暗い気持ちになってしまうこともあったけど、それ以上に現代の教育について私自身も考えさせられるような内容でした…

親じゃない人にとっても、この漫画を読むと周りの人の存在のありがたさを感じることができると思うので、大人だけでなく幅広い世代の人に読んでほしい作品です!!

この作品の5段階評価

絵の上手さ    ★★★★
ストーリー展開  ★★★★
共感度      ★★★★★
感動度      ★★★★★
総合おススメ度  ★★★★ 

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