社会問題

「妊娠したら死にたくなった」を無料で読む方法!作品のネタバレと感想

この作品について

この物語は愛する男性との結婚、そして妊娠と出産という、多くの女性が経験する過程の中で、『産褥期精神病』というあまり聞き慣れない病気になってしまう女性の物語です。

この作品は作者の実体験を元にしたと思われるくらい、怖い程のリアリティがあって、ずしりと読み応えがあります。
理想の妊娠や出産とはかけ離れているので辛くはあるのですが、多くの女性に読んで欲しいと思う作品です。
作者の橘ちなつ先生は、どの作品も心理表現がとても上手です。

あらすじと感想

主人公の千夏は元漫画家。
昼夜問わず漫画の制作に没頭したためか、心のバランスを崩し鬱病になってしまい、精神科で薬を処方されて何とか落ち着きを取り戻しています。

夫の涼は薬剤師で、彼女が精神科に通院していたことも理解して受け止めてくれる優しい人です。
千夏は薬はもう必要ではないからと言って、涼との子どもが欲しいと望みます。
涼はその言葉を信じ、妊活を始めた二人はまもなく妊娠。幸せに満たされます。

しかし、千夏の妊娠時は順調ではありませんでした…。

最初に、辛すぎるつわりが千夏を襲います。
ほとんど食べられなくなり、何を口にしても吐いてしまうほどです。

六か月以上も続く酷いつわりを心配した涼は、千夏を大きい病院に連れていき、入院させます。
ようやく体調が落ち着き、無事に退院した千夏でしたが、そこにはさらなる試練が待っていました。

今度は、手足が勝手に動きだしたり、形容しがたい恐怖感に苦しむという辛さを味わうことになります。

母子の安全を優先した産婦人科医は、千夏を帝王切開で出産させます。
これでようやく私もお母さんになれる!

幸せを感じようとしましたが、そんなあたり前の幸せさえも千夏は味わうことはできませんでした。
出産しても足が震え、訳のわからない恐怖が千夏を襲います。
涼や千夏の両親だけでは彼女を支えきれず、千夏は遂に精神科の閉鎖病棟に管理入院させられてしまいます。

精神病院でも千夏の症状はなかなか落ち着かず、千夏はいよいよ死ぬことしか考えられなくなるくらいに追い詰められていくのでした。
精神科の宇田川は、副作用が心配な強い薬で千夏の症状を抑え込もうとします。

落ち着いたかのように思われた千夏は、子供の母親になりたいという理由で、周囲を欺き、なんとか退院しようとするのです。

私はこの作品を、こちらのコミックサイトで「無料試し読み」しました!
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作者の実体験を元にした漫画だからでしょうか。
怖いぐらいのリアリティがあって、読むのがきつい漫画です。

読んでいて気になったのは、千夏の精神的幼さや身勝手さでした。
鬱病経験者であったなら、なぜ医師に相談しながら妊娠しなかったのでしょうか?

精神病院で辛い思いをしているからといって、自分が楽になることしか考えず、子供のことや夫の負担を考えていないという身勝手さも、読んでいて悲しくなるほどです。

病だから本人のせいだけとは思いませんが、それでも読んでいて気持ちのいいものではありません。
また精神病院の看護師や担当医師の宇田川の態度も酷く、精神病院に勤める人たちのイメージが悪くなりそうな気がしました。

千夏のことはあまり好きになれませんが、それでも続きが気になって読んでしまうのは、同じ女性として他人事とは思えないからなのかもしれません。

確かに重い作品ではありますが、今後の展開は気になりますので、引き続き読んでいこうと思っています。

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この作品の5段階評価

絵の上手さ    ★★★★★
ストーリー展開  ★★★★
盛り上がり度   ★★★
共感度      ★★★★
総合おススメ度  ★★★