「蜜夜婚～付喪神の嫁御寮～ 」を無料で読む方法！作品のネタバレと感想

この作品について

この漫画は孤高に生きる現代の女性が、付喪神の花嫁になり溺愛される大人向けラブファンタジーです。この漫画の魅力はなんといっても、美しい男女の濃厚なエロシーン満載というところでしょう。

付喪神がイケメンなのは勿論、ヒロインの女性もスタイル抜群で美しく、二人が愛し合うシーンは興味のない人でもドキドキしてしまうと思います。

作者は大海とむさん。
色気たっぷりの大人向けラブファンタジー描けば、天下一品という漫画家さんです。

あらすじと感想

ヒロインの栗沢翠は幼い頃から、「人には見えないもの」が見えてしまうスピリチュアル体質でした。
そのため、幼い頃から人に怖がられたり不安を与えたりするので、無関心を装って、なるべく人とかかわらないように孤高に生きてきました。

ある日、翠を唯一理解してくれる主が営む、古道具修繕工房『琥珀堂』に立ち寄った際、古い蔵で幼い頃に出会った謎の男性に再会します。
彼の正体は大弓に宿った、付喪神の白銀でした。

白銀は翠に言うのです。
「ようやく我が元に戻ったか、花嫁よ！」翠は白銀の花嫁だというのです。

白銀の花嫁は、人間界に暮らすうちに溜め込む穢れを浄化するための存在。
肌を合わせることで浄化されるので、処女であることが条件でした。

妹に影響が出るのを恐れた翠は、白銀の花嫁になることを受け入れます。
白銀の花嫁として、丁重に迎え入れられた翠は、白銀にこよなく愛されるうちに、彼自身に強く惹かれていくようになります。
無表情で地味な女性だった翠も、白銀に愛されることで少しずつ良い表情をするようになり、おしゃれも楽しむようになります。

しかし白銀は強い力を持った付喪神で、浄化の花嫁となった翠の存在は、多方面に影響を与えていくことになります。
白銀を妬む鵺が現れて二人の幸せを邪魔したり（後に翠と主従関係を結びます）、白銀を敵対視する梅の木の霊に閉じ込められたり、翠と白銀の絆を危険視した水神が二人を神階に呼び出したりします。

しかし障害があればあるほど、翠と白銀の互いを思う愛と絆は増していくのです。
翠は「生涯、夫は白銀さんだけ」と固く決意するのでした。

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付喪神白銀がすごくカッコいいです！

ちょっと怪しげなのに高尚な雰囲気を併せ持つ美丈夫な男性は、見ているだけでドキドキしてしまいます。でも実は性欲が凄く強く、翠にしょっちゅう欲情している、というギャップもいいです。

翠を抱くことで浄化されるため、一晩で何度も翠を求め野獣のように蹂躙していくのに、華やかさが溢れるセックスシーンは魅力的ですらあって、何度も読み返したくなります。

印象的なのは、ヒロイン翠の大人で知的な性格ですね。
溺愛されることに歓びを感じつつも、振り回されることなく凛としているところが素敵です。周囲や自分を冷静に見つめていて、事件が起きても慌てず冷静に、白銀に影響が出ないように行動する翠はお手本にしたいぐらいです。

そんな大人の翠が、浄化の花嫁としての役目を終えても、白銀の側を離れず「生涯夫は白銀さんだけがいい」と泣きながら懇願するシーンは、胸に迫るものがありました。
翠はもっとワガママになっていい！と思います。幼い頃からの経験がそうさせるのかもしれませんが、家族や周囲に気を遣いすぎず、もっと自分の幸せを求めてほしいです。

初めてのワガママといえるのが「夫と呼ぶのは白銀さんだけ」なのでしょうね。
翠と白銀には幸せでいて欲しいですね、ずっと。

二人を見ていると、こちらまで幸福になれる気がしますから。
エロい描写も二人の幸せの形に過ぎないのです。幸福感溢れるファンタジーをこれからもずっと読み返していきたいですね！

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