「鬼が慕うは祟り神」のあらすじと全巻を無料で読む方法

この作品について

「ヘタレで優しい祟り神 ✕ 健気で一途な、鬼と人とのハーフ」

一ジャンルとして確立され、人気が上昇している“人外モノ”の中でも、異色のカップリング。
おとぎ話のようなテイストで描かれています。

エロが濃厚で汁多めなので、おとぎ話にはなり得ませんが(笑)

人里離れた山奥でひっそりと暮らす、二人だけのお話です。
しかし、ほのぼのしているだけの幸せな展開ではありません。

村人は、祟り神と鬼の子を恐れ、自分勝手な暴挙に出るのです。

灰崎めじろさんの独特の世界観の中、人間の身勝手さ、人外ゆえの葛藤、すれ違いがとてもリアルに、切なく描かれています。

 

本作はBLCD化されているのですが、声優がなんと森川智之さん×野上翔さんなのです!

CD化されることも人気の証拠ですが、その上この豪華キャスティング。
音源化にあたり、期待値の高い作品だということが分かります。

あらすじとネタバレ

受け・椿丸は、生まれながらに鬼の角があり、耳が尖っていました。

人々は「おぞましい」といじめ、まだ小さな椿丸を籠に閉じ込めて見世物として金を稼ぐべく、村から村へと渡り歩きます。

その道中、草木の枯れ果てた生き物のいない山へと差し掛かりました。
山奥で、椿丸の周りにいた人たちは一人二人と倒れ、そのまま死んでしまいます。

そこへ現れた、攻め・通称“祟り神”。
背には数多の木の根を携えた奇妙な形をしています。

「死ぬ前に山の外へ出してやろうと思うたのだが、手遅れであったか…」

祟り神は、心優しき神でした。
本来の姿は、椎(しい)の木で、かつては大黒椎と奉られており、信仰の対象だったのです。

しかし椎の木が切り倒され、山の土地の気を押さえることが出来なくなり、祟り神となってしまいました。
近づいたものの生気を奪ってしまうので、ここ百年誰にも会わず、ずっと一人きりで生きています。

椿丸は鬼の子なので、祟り神のそばにいてもなんともありません。
椿丸は、名前を持たない彼を、“しい様”と呼んで慕います。

小さな身体でよく動き回り、しい様の身の回りの世話を焼きます。
しい様も、椿丸のことを可愛く思っていました。

そうして13の年月が流れ、椿丸は大人になります。

鬼は本来、食事として「精」を摂取するもので、性欲の強い生き物でした。

椿丸も欲を持て余すようになりますが、山全体に根を張るしい様にはそのすべてが図らずとも“見えて”しまうのです。

やがてしい様は「若く美しい椿丸は、こんな朽ち果てた山奥ではなく、広い外の世界で、誰かと幸せになるべきだ」と決意を固めます。

切なくも美しい愛がありました。

しかし、しい様の思いもよらぬところで物事は動いていました。
突然、切なすぎる別れが二人に襲いかかるのです…。

 

・・・この続きはぜひ本編で読んでみてください。
ネタバレになるので書き切れなかったストーリーも、じっくり読むと面白いです♪

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感想

和風ファンタジー、おとぎ話というジャンルですが、作者は灰崎めじろさんです。

ふんだんにちりばめられたエロスが素晴らしいです。

しい様は神様なので食事をしませんが、人と鬼の子である椿丸にはご飯が必要でした。

山奥で生き物は朽ち果ててしまうので、椿丸には食べるものがありません。

しい様は頭を悩ませますが、椿丸には、しい様の背から生える木の根(触手にしか見えない)がおいしそうに見えて、かぶり付いてしまいます。
中からは甘い汁が溢れ、空腹を満たしてくれました。

以降、椿丸はご飯時になるとしい様の根をくわえ込むようになります。
フェラ✕✕にしか見えないという、卑猥な食事シーンがたまりません。

 

大人になると、食事のたびにムラムラするようになります。

性欲の強い鬼の子だけあってその色香はすさまじく、しい様もムラムラしてしまうほど。

ですが、しい様は「椿丸はやがてこの山を離れていくべき。離れさせなければならない。椿丸のために。」と考えているので、手を出すことはしません。

直接手は出しませんが、根で触れることはするので、セックスさながらのエロを楽しむことが出来ます!

そして切ない。とても切ない。

シリアスで、もしかしてバッドエンド?!死?!とハラハラさせられます。
ストーリー展開がとても自然で、絵の描き込みもものすごい。

笑顔、照れた顔、泣きそうなのに無理して笑うところ。

枯れ果てた森、賑やかな祭り、などなど。表現力がすばらしく、この世界観にぐんぐんと引き込まれます!

 

この作品の5段階評価
絵のうまさ    ★★★★★
ストーリー展開  ★★★★★
盛り上がり度   ★★★★★
エッチ度     ★★★★★
総合オススメ度  ★★★★★